恋するレンズのむこう
ちらっと梓のつけてる腕時計を見る。
まだ4時30分か。
夏に近付いていく最近。
暗くなるのも最近は結構遅い。
「どうする?行く?」
そんなの決まってる。
『行く!!』
あたしの答えを聞くと梓は今度は小さな子供みたいに無邪気な笑顔を見せる。
その時、アナウンスであたしが降りる駅に着いた事が告げられる。
「あ…有香」
凛もそのアナウンスで目を覚ましたらしい。
眠そうに目をこすりながらあたしを見ている。
まだ4時30分か。
夏に近付いていく最近。
暗くなるのも最近は結構遅い。
「どうする?行く?」
そんなの決まってる。
『行く!!』
あたしの答えを聞くと梓は今度は小さな子供みたいに無邪気な笑顔を見せる。
その時、アナウンスであたしが降りる駅に着いた事が告げられる。
「あ…有香」
凛もそのアナウンスで目を覚ましたらしい。
眠そうに目をこすりながらあたしを見ている。