Girls ホスト


ダメだよっ!花月!私には早瀬君ってゆう憧れの王子様がいるじゃない!

でもさっきまで“僕”って言ってたのに、ここぞとゆう時に“俺”て言うなんて!

女の子なら誰だってドキドキするでしょ?


私はたまらずトイレに向かった



バタン

個室に入ってフゥーと深呼吸


ちょっと落ち着かないとシュウヤに落ちそうな自分が怖かった


少し落ちついて来た頃二人組がトイレに入ってきた

どうやら化粧を直しているみたい


化粧ポーチをガチャガチャさせながら1人が話し出した


「あ~あ、どうにかしてレンとヤレないかなぁ?」

「わかる~!一度でいいから抱いて欲しい」

「ケンゴもシュウヤも抱いてくれたのに!後はレンだけなんだよね~」

「じゃあどっちが先にレンとヤレるか勝負しようよ」

「オッケー!」



バタン


・・・・・・。


私は二人組が出ていったのを見計らって個室から出た

なんだったの?今の会話


ハード過ぎるよ!

てか、早瀬君が誰かを抱くなんて考えただけで辛いよ


私はさっきまでのドキドキが消え去り暗い顔でトイレから出た




< 102 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop