Girls ホスト
ダメだよっ!花月!私には早瀬君ってゆう憧れの王子様がいるじゃない!
でもさっきまで“僕”って言ってたのに、ここぞとゆう時に“俺”て言うなんて!
女の子なら誰だってドキドキするでしょ?
私はたまらずトイレに向かった
バタン
個室に入ってフゥーと深呼吸
ちょっと落ち着かないとシュウヤに落ちそうな自分が怖かった
少し落ちついて来た頃二人組がトイレに入ってきた
どうやら化粧を直しているみたい
化粧ポーチをガチャガチャさせながら1人が話し出した
「あ~あ、どうにかしてレンとヤレないかなぁ?」
「わかる~!一度でいいから抱いて欲しい」
「ケンゴもシュウヤも抱いてくれたのに!後はレンだけなんだよね~」
「じゃあどっちが先にレンとヤレるか勝負しようよ」
「オッケー!」
バタン
・・・・・・。
私は二人組が出ていったのを見計らって個室から出た
なんだったの?今の会話
ハード過ぎるよ!
てか、早瀬君が誰かを抱くなんて考えただけで辛いよ
私はさっきまでのドキドキが消え去り暗い顔でトイレから出た