Girls ホスト


仕事が終わり、掃除を始めた

なんかこの時間が当たり前になってきたな


「おいっ!何ボーッとしてんだ?早く掃除しろよ!」

「あぁ、悪りぃ」

なんか今日の早瀬君、機嫌いいみたい


「なぁレン、何か良いことあった?」

「ああ、実はな、知り合いの女の意外な一面を見たんだよ」


ギクッ

多分私の事だ!一応レンは社会人って設定だからクラスの女とは言わないし


「……へぇ」

「俺の周りの女は金持ちばっかで、お高くとまってる奴等ばっかでさ、嫌気がさしてたんだよ

だけどそいつはお嬢様のくせにバイトしてるし、男口調だし、見た目とのギャップがスゲーっつうか…」

「お前…今日はよく喋るな」

「う…うるせー!俺は元々喋るのは好きなんだよ」

「マジッ!意外だな」

「言ってろ!でも…俺が普通に話せるのってお前とあの女だけだな」


つまり…どっちも私って事だよね!

うわっ!

また舞い上がっちゃうよ!!

いいのかな...


ホントに舞い上がっちゃうよ?





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