シークレットダイヤル☆
絆の修復
あたしはどうやら脳しんとうを起こしたみたい

気がつくと保険室で寝てた…


あっ…

目が覚めるとあたしの前にケイがいた


「いてくれたん?」


「みんな練習あるから!

大丈夫?」


「頭痛いっ」


「膝は?」


「どうもない」


「よかったぁ」

ケイはあたしを心配してくれた…


ケイの顔を久しぶりにまともに見た…

言葉を交わした…

嬉しくって涙が止まらない…(T_T)


「あのね。アキラ先輩のこと…」

「知ってるよ!先輩に私の気持ちを知ってるって聞いてくれたんでしょ?」

「うん」

「アキラ先輩から聞いたよ。

先輩はまこを元気づけようと抱きしめんだって!

そこは許せんとこやけど」


「ごめんね…嫌な思いさせて」


「もういいよ。

でもさぁ藤本ってなんなん!?

私の顔見る度に神崎と話し合えってうるさいし…

あいつに負けたわ(笑)

まあ、私の意地もあったんだけどね!」

「そうなんや」
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