シークレットダイヤル☆
次の日…ノブくんに水族館まで送ってもらった。

あたしは完璧彩乃→格好はね

エレガントな花柄のチュニックに膝下スカート

気持ちも彩乃になるようにイメージトレーニング

「大丈夫なん?」

「うん。頑張ってみる」


    (^O^)/

水族館に着くと藤本がいた…


「こんにちは。お待たせしてすみません」

藤本はあたしを見て嬉しそうな顔をした

彼は本当に彩乃が好きなんだなぁ


「彩乃さん久しぶりです。今日も来てくれないかと思いました。」

「先日はパーティーに出席できずにごめんなさい。」

「いえ村山さんが来てくださってたし…」

(?_?)→村山さんってノブくんのことだったんだ(笑)

「琢也さま。今日はお嬢さまをよろしくお願い致します。」

「はい。お任せください」

「では失礼します。」

ノブくんはあたしの耳元で「頑張れよ」って
帰って言った。



「彩乃さん行きましょう」

「はい」


水族館に入ると

彼はあたしの顔をまじまじと見てる…


「どうかしました?」


「いえ…やっぱりアイツに似てるなぁって思って」


出たっ!藤本ひつこ(笑)

「前にも言ってたお友達ですか…」


「ええ」


「そういえば村山が
こないだのパーティーで 私にそっくりの子がいたって言ってました」


「でしょ!?性格は全然違うけど顔はホントにそっくりなんですよ」


「その人はどんな子?」


「神崎は俺と同じでバスケのことしか頭になくて

友達思いで、一緒にいて気を使わないいい奴です。」


「いいですね。気を使わない異性の友達って!

その子が彼女じゃ駄目なんですか?」


「アイツが俺の彼女に!?(笑)

いつも一緒にいるけど
あいつは彼女とかそんな 関係じゃなく

心友かな」


「心友か…それでもいいや」


「えっ、今なんか言いました?」

やっばぁ心の声を口にだしちゃったよ…(^-^;
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