シークレットダイヤル☆
土曜日の午前中

部活

体育館の半面はバスケで
ネットを挟んだ半面はバレー部だった。


「優亜〜昨日はありがとね」


「いいよん」


ネットごしに声を掛け合う


あっ!そうだ
準備もできたし…

あたしはバレーのコートに移動した。


「どしたん?」

優亜が不思議な顔して尋ねた…


「先輩が来るまで
まだ時間あるやんな?」


「うん」


「サーブ打って!」


「よっしゃ任しとき」


あたしはコートに入って構えた


「こい」


何してんの?って
バレー部とバスケ部のギャラリーがおもしろ半分であたし達を見てた…


123

あっ…(^-^;


優亜が加減して打ったボールは

手にかすったもののカットできなかった。


「取れると思ったのに」

「まこもうちょい膝曲げな。

そうやなぁー
手だけ使うんじゃなくて
足の屈伸も使うって感じ!
わかる?」

「もう1本お願い」


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