シークレットダイヤル☆
「あれからケイちゃんとは元に戻った?」


「はい。8割くらいは…

お互い口には出しませんが
わだかまりが綺麗さっぱりなくなった訳じゃないですぅ…」


「そうやな俺のせいでゴメンな」


あたしは首を振った…


「ケイに気持ちを伝えてくださいね」


「おう」


先輩はね…あたしを抱きしめた場面をケイに見られ
一生懸命言い訳をする自分に気づいたんだって

そう。ケイのことが
好きだっていうことを…


ケイ…よかったね





「チーっす」


ボールをつきながら藤本が現れた


なんでっ?Σ( ̄□ ̄;

なんで藤本がおるん?


あたしの鼓動は急に早くなっていた




「お似合いですよ」

藤本が言った(/ * o*)/

「何をにふざけた事言うてんの
先輩はケイと…」


「まじで?」

彼は本気でびっくりしてる…(*_*)


「神崎失恋やな」


藤本めちゃめちゃやぁ

(>_<)


「神崎は琢也が好きなんやろ?」


せんぱーい(>o<")
何てことを


「じょ冗談キツイですよ」

あたしは内心
ヘロヘロになりながら答えた…



藤本はびっくりした顔をした…


本当にこの人はあたしの気持ちに
気付いてないんだぁ…


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