シークレットダイヤル☆
藤本の元に急ぐ


「おい!」


「あぁごめん」


「まこコーチって
お前バレーのコーチしてんの?(笑)」


「あっ、今笑ったな」

  (゜o゜)\(-_-)


「バレーできるん?」


「できひんよ」


「へぇバレーできひんコーチかぁ…

みんなはお前についてきたんか?」


「うん」


「じゃあよかったやん」


「うん」


体育館から出て自転車置場


「今度は俺がこぐわ」


「いいよ」



「いいから乗れ」


「重いよ!」


「知ってる」


「もう」


意地悪っ(≧ロ≦)」


チャリに乗った…


彼の背中を眺めにんまり

「なぁ」
彼が言う


「何?」


「神崎は彰先輩のことを好きやと思ってた…」


   なぬっ?!


「まだ気になってたん?」

「思い出したから」


「じゃあ、彩乃さんのことは
ふっ切れたん?」
   


    キィー

どん〜「きゃ」


藤本は急にブレーキをかけたので
あたしは彼の背中に頬をぶつけた…イテテ


「なんで俺が失恋したこと知ってるん?」

彼は慌てて後ろを振り返った。

あのぉ…(*'с'*)ノ

「彩乃さんと会った日に
あたしを抱きしめてキスしたんはどこの誰?

幸せな人があたしを見た瞬間に抱きしめる?」


「そっか…お前するどいな」


「ねえ…あの日、あたしじゃなくても抱きしめてた?」


やだっ…w(☆o◎)w
聞いてしまった


彼のまっすぐな視線…
あかん…ドキドキが止まらない


「お前だからかな 忘れて!」


「何よそれっ」

あたしは本気で頭にきた
<(`^´)>


「そんな怒んなって
腹減ってるんだろ?何か食いに行こう」


彼はベダルをこぎ出した。


彼は全然悪気がないんだ…
自分で自分を慰める。


うん!きっとそう。

あたしは負けないよ

o(><)o
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