シークレットダイヤル☆
公園でパスをする…


言葉は交わさなくても
彼はあたしを見てる…

そう。ボールで繋がってるんだ


お互いにアドバイスをする…
藤本に教わる方が多いんだけどね!


勉強になる…(^O^)/


「休憩しよう!ちょっと待ってて」


彼はその場を去った


あっ…スポーツドリンクを手に戻ってきた。


「ありがとう」


「おう」


彼のにっこり微笑む横顔が大好き…(^-^o)



2人でベンチに座る…

「なぁタケが俺達が付き合ってるみたいって言ってたやろ」


「うん…」


「神崎は俺にとってバスケのこともそうやし

遊んだり、話をしたり、相談したりする心友…

俺にはなくてはならない存在!



でもな彼女って存在じゃないねん!


あっ…こないだのことは

神崎を傷つけたな  ごめん…

でもお前を大切に想ってることは本当やから!

だから自然に抱きしめたしキスしてん。

俺…誰にでもそんな事しいひんから


!Σ( ̄□ ̄;…なんか

告白みたいで恥ずいわ


うん。だから、これからも人に何言われても
気にせんと心友でおってな!」

藤本は空を見上げたり
ちらっとあたしを見たり



「あたしも藤本とこうやってバスケして話をするのが楽しいし

藤本は居心地のいい存在だよ」


「サンキュー」


顔を見合わせにこって笑った…(o^-^)o(^-^o)


彼女じゃなくていい!
彼のそばで笑ってられるなら…

うん。それでいい。


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