シークレットダイヤル☆
家に帰る

「ただいま」


「おかえり〜バレーの試合はどうだった?」
ママはご飯支度中

「1回戦で負けてしまったけど、いい試合だったよ」


「そっかぁ。チームとしてはよかったのかな?」



「うん。今日のご飯何?」


「トンカツ」


「よっしゃあ」


「共食いか(笑)」

真ちゃんがリビングに入ってきた。


「なんて」


「嘘やん。すぐ怒るからガキは疲れる…」


「ガキじゃないわ」


「2人共やめなさい!」
ママがソフトに叱る…


「はーい」

真ちゃんに腹が立ったけど

今、あたしの頭の中は藤本でいっぱい…!(^^)!





ピンポーン

誰か来た

「あっ来た!まこ出て」


「はーい」


ドアを開けると
かわいい2才くらいの男の子とパパらしき人…


あっ!いとこの夢ちゃんの旦那さんだ


「どうも」


「あっ…こんにちは。
どうぞ入ってください」


「龍…おいで」トコトコトコ

かわいい



リビングに入る…


「いらっしゃい」



「お世話になります」



「安心して。龍ちゃんのことは任せて」

ママはにっこり


ん!?この子を預かるの…(^-^;


「すいません…よろしくお願いします。

仕事が1段落したら迎えにきますんで…」


「任せといて」


えっ?!やっぱり置いてくんだ


「よろしくお願いします。」


龍くんのパパは帰っていった…



いとこの夢ちゃんがお産で入院した。

旦那さんは仕事忙しく
預かり手のない龍くんは

当分の間、うちに居ることになったようだ…


まじで…

トコトコトコ
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