シークレットダイヤル☆
休憩時間…

モモに叱られる

「今から愛花に藤本が好きって言い!」


「それは無理…」


「噂をすれば来たで」


「えっ?」


藤本がタケのとこに遊びに来たみたい。
普段はあたしのクラスに来ないのに…

タイミング悪いよ…(^-^;

彼と目があった

「今度の日曜試合やから見に来てな」


「うん。

あんな昼休みに体育館前に来てくれる?」


「いいけど何?」


「池田愛花って知ってる?」


「知らん」


「窓際でこっち向いてるあの子」


「うわっ!かわいい」


   最悪…バカ
あたしは彼を睨んだ


「恐っ

で・あの子が何の用?」


相変わらず鈍感やな


「俺・気になるから聞いてくるわ」


「ちょっと…」

彼は愛花ちゃんの側で立ち止まった。


「話って何?」
藤本が愛花ちゃんに聞いた


「私と付き合って」


嘘?

まじっ!?Σ( ̄□ ̄;


教室で告白?


しかも人がいっぱいいる中で…


藤本は呆然…


「友達ってことで」


彼は教室を飛び出て行った


教室はもう大騒ぎ

「よかったやん愛花」

愛花ちゃんは藤本と喋れたことで喜んでた


あたしは彼は断ると思ってた…

何?!このモヤモヤする嫌な気持ちは

 
 完璧なヤキモチ


はっきりと自分の気持ちを伝えた愛花ちゃんに

負けたなって確信したような…

   (∪o∪)。。。


バスケなら最後まで諦めない精神のあたしも

恋はへっぴり腰…

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