シークレットダイヤル☆
「お前のせいで大騒ぎやんけ」


「……」


涙が頬に流れ落ちる


「えっ」

彼はきっと冗談半分で言ったんだと思う。

でもね…今のあたしは
彼のことが気になってどうしようもないの…(>_<)

彼の言葉が突き刺さった


あたしは涙を気づかれないように女子のコートに戻った…


気まずい空気の中

「さあ練習再開!ケガに気をつけて」

みい先輩には頭が上がらないよ…

あたしは先輩に頭を下げた。


明日は試合なので実戦モードで練習


ゆず・歩・あたしは2年チームに入り、3年生の練習相手になった。

彼のことを考えないように必死でボールを追い掛けた…


「神崎」


先生に呼ばれた…


「はい」


「明日の試合、お前のユニフォームは水瀬に渡しておくから

呼んだらすぐにコートに入れ!

2試合目からはベンチに入れ!わかったか」


あたしが3年チームに?
何で今更…(^-^;

「あたしが入るとトラブルんじゃないですか?」


先生は笑った…



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