シークレットダイヤル☆
大会予選

試合会場に向かう。


「まこ」


ケイがユニフォームを持って駆け寄ってきた。


「7番やったね!
みい先輩とプレーするのがまこの目標だったから…よかったね」


「うん。ちょっと自分との葛藤があったけど負けへんわ

あたしにはケイがいるし

ゆずや歩といった仲間が支えてくれてるから頑張れる」

(^O^)v


ケイからユニフォームを受け取った…


先生に呼ばれるまでは客席でみんなと応援


先輩達は気合い入ってる

この中にあたしを入れようとする先生は

何を考えているのか理解できない…

あたしが入ることで
3年生の団結を裂くんじゃないかのかなぁ…


精神的に追い込まれ状態のあたし


試合に出たい


出る


バスケ魂があたしを呼ぶ?!

よっしゃ頑張るぞ

  (^O^)/



1試合目

相手チームとの火花が散る


先輩頑張れ


これは素直な気持ち


試合は少し押されてた


でも、さすがみい先輩!

みんなを引っ張る力…

「こっから行くよっ」

喝を入れる声かけ…


あたしも先輩のようになりたい


追い上げても引き離される…


あたしは試合に出たくてうずうずした。


じっとしてられずに
ユニフォームに着替えてコートに向かった…



試合中の美月先輩はユニフォームを着たあたしを見てア然…


「先生!試合に出させてください」


「駄目だ!呼ぶまで待ってろって言っただろ」


「あたし3番を止めて見せます」


先生はあたしの顔を見た…


「やっとバスケがやりたいって顔になったな!

よし!3番を止めてこい」


「はい」



あたしはコートに入った


太田先輩と交代した…

先輩は、ギロっとあたしを見たけど

交代の時は

「後は頼む」ってあたしの背中をポンと叩いた!

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