シークレットダイヤル☆
あたしのファーストキス…


休み明けにどんな顔をして彼に会えばいいのかな?


あたしは彩乃だって嘘をつき通した



彼はきっとまだ疑ってくるだろう



真ちゃんはあたしに
いつもと違う香水を肌に塗りこめって言った



こういうことに遭遇する危険があるから

あたしをメンバーに入れる事を最後まで反対したんだ・・・



真ちゃんの言ってた意味がわかった気がした…   
  


重い気持ちに浸ってた…


携帯が鳴る

ノブくんからだ


「まこ!あつい出てきたけどどうかした?」


ノブくんの焦った声にあたしは

  
 「なんもないよ」



  「どこ?」


 「池の前のベンチ」


「すぐ行くから待ってて」




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