シークレットダイヤル☆
「俺と誠は中学のチームメイトでありライバルやねん。

こないだの予選で
神崎のメアドを聞いといてって言われてたけど忘れてたっ」

「3番の人があたしのメアドを?」

「うん」

「考えとくね」


ゆず「まこはメールはめんどくさいって
すぐ電話してくるから携番の方がいいんとちゃう」

あたしはゆずを睨む・・・ギロっ


ケイ「藤本はまことメールしないの?」


「メアドも知らんし、いらん!
神崎とは、毎日いっぱい喋ってるんのに何をメールで話すん?」


ケイ「まこと同じことを言うね」


「マジ?」

「うん」

あたしはうなずいた

    (〃∇〃)


みんなで寄ってたかって
あたしをからかう!

それでも鈍感藤本は
あたしの気持ちに全く気づく気配すらない…(^-^;

「ちょっとトイレに」

「あっ私も・・・」

気を使ってくれて3人は客席からいなくなった。


あたしと藤本試合を見る。


「なぁお前やったら誠とどう戦う?」

さっきまでのガラっと違う真剣な眼差し・・・

おっと見とれてたぁ

「ん!3番の人は背が高いから

あたしと藤本なら

足を使ってボール回しの速さで勝負かな?!」

「そやな!それやな」


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