シークレットダイヤル☆
「なあなあ

さっきから藤本がこっちばっかり見てんねんけど」
ゆずがあたしを見る…


「まこの食いっぷりに見とれてるんやわ(笑)」

ケイがあたしをからかう


「嘘っ!?」…w(゚o゚)w


「冗談っ(笑)」


藤本の方を見ると彼と目が合った

あたしは速攻そらす…


あかん…

完璧キスしたことがバレてるって感じ


なんか視線を感じて
あまり食べれなかった。


「じゃあ10時消灯!
明日7時に朝食やから遅れんなよ

練習は9時から17時!

解散っ」

藤本が明日のスケジュールを説明した。


ドタドタ

解散した


部屋に戻ると
布団を敷いてゴロンとする。



すぅすぅ

ゆずはドラマを見るとか言ってて

1番に夢の中へククク


「おやすみ」




「まこ…寝た?」

ケイがあたしの顔を覗きこむ


「起きてるよ!

なんか疲れ過ぎて寝れへん」


「ちょっと喋ろう?」


「うん」


豆電球の淡い明かりの中
布団に寝転がってケイと話した。

ゆず達は夢の中グゴー


「ねぇ。まこ何かあった?」


ぎくっ…(゚o゚;;

「何でわかるの?」


「藤本の態度かな(笑)」

ケイには頭が上がらないよ…

「ご飯前に藤本を起こしに行った時にね…

揺すっても起きないから
寝てる藤本にキスしちゃった」

あたしは恥ずかしくて
枕で顔を伏せた…


「まじ?藤本はどうしたん?」

「今キスしたやろって言われた…」

「白状したの?」

「まさかっ」


「この際→告っちゃえ」

「伝えたい気持ちはあるよ…

でもね…
友達って関係が壊れる可能性もあるやんかぁ

それが恐いの…」


「そっかぁ…わかる」


ケイといっぱい話した。


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