シークレットダイヤル☆
「なんでキスなんかしたのか自分でもわからない…

ただ前のあたしは
藤本を想うだけで満足だったのに

今は藤本を
振り向かせたいって
そう思うの!

変かな?」


「変じゃないよ!まこはよく頑張ったよ…愛花ちゃんと藤本が付き合ってた時も

ずっと藤本を想ってたもんね。

そろそろ気持ちを伝えなきゃ」


「うん」


1年の時はいろいろあったけど

ケイとこうして向き合えるようになり

あたしの悩みを真剣に聞いてくれる…

ケイはあたしにとって大切な存在…心友

o(^-^o)(o^-^)o


「ケイはどうなん?彰先輩と上手くいってる?」


「先輩が大学に行くようになりあんまり会えない!

大学には綺麗な人がいっぱいると思うから心配で…」

「何言ってるん。
ケイは先輩の彼女やねんから自信をもたなきゃ!」


「そうやね…先輩が高校にいた時は毎日会ってたのに

今は週1回しか会えない…淋しいよ」


「贅沢な悩みやわ」

あたしはケイのほっぺを両手でつねった(笑)
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