シークレットダイヤル☆
食堂に着くとヤマモとタケが近くに座った

「神崎の横は琢也な」
ヤマモが言った

「無理やし」

あたしは首を振る…(>_<)

「なんで無理やねん」

藤本は後ろからあたしの首を肘でしめた


「嘘嘘っ」


あっ…

振り返り際に
彼と近い位置で目が合ったドキン

彼は腕をほどいてあたしから離れた


「変なの?ふざけてんのに藤本照れてるやん?」

ゆずのつっこみ


「あほか」


藤本は軽く流すけど
あたしは顔が熱い…

きっと赤面してるよ

藤本は関係ないって感じで点呼をする…


「席についたか?2年揃ってる?1年は?

よし。注目!

いただきます」

「いただきます」


みんな一斉に食べ出した。


あれっ…ケイの箸が止まってる

「どうしたん?」

「あんまり食欲ない」

「じゃあ。ごはんとしゃけとウインナーは食べ!

サラダとフルーツは任せて!」

「まこ!逆にして?」

「えっ?ちゃんと食べないと力が入らないよ」



「はい!まこにあげる」

「ありがとう」


「よく食べるなぁ」

藤本が笑う

「うん。食べないと動かれへんで!

なぁ藤本おかわり行こう」

「いいよ」

あたしと藤本は
ごはんをおかわりした


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