シークレットダイヤル☆
最終日
体育館で準備をする。

「おはようございます」

先生が来た。

「今日で強化合宿も終わりだな。最後まで怪我のないようにいきましょう」

「はい」

部員は気合の入った返事をした。


ウォーミングアップが終了し試合を組む。


「遅れてすみません。俺にも練習をさせてください」


藤本・・・


「駄目だ!お前は病人だから部屋に帰って寝ておけ」

「練習が無理なら
見学させてください。参加したいんです。」



「じゃあお前は3年女子の監督を任す」



「へっ?!」


「嫌なら戻れ!」


「やります」


アハハ藤本らしい(笑)


「えっアイツうるさいから嫌や」

ゆずの一言に藤本がガン見してるし…ククク(笑)

   「集合」

藤本がベンチに座り監督をする


「スタメンは高木を外して→山下さん」

藤本は3年の京香を外して1年の真由を入れるつもりなんだ


   「反対」

ゆずが言う


「普通な本人を目の前にして言うかぁ」

藤本が呆れ顔…(^-^;

「お前あいつが神崎にしてきた事を繰り返すんか」

あいつとは忘れもしない美月先輩


藤本はあたしに意地悪する美月先輩を怒鳴ってくれたっけ

うふっ…思い出しちゃった


「神崎はどうなん?」


「えっ!? w(゚o゚)w

真由を入れてみても
おもしろいかもっ」


「ほれみろ」

藤本とゆずの火花が散る


「今日は藤本が監督だから
取り合えず言うことを聞こう」

あたしの説得にゆずは
やっと納得した



男子は…藤本が抜けた穴に中川くんが入ることになり大喜びしてる

それに比べて真由はクール…

選ばれて当然みたいな顔をしてるよ…


「お願いします」


歩・ゆず・トモ・真由・あたしVS男子チームヤス・タケ・ヤマモ・中村・中川でゲームはスタートした。


飛んだのは歩とタケ

タケは大きい

  歩頑張れぇ!


タケはボールを軽く弾いた…

ヤマモの速攻

早っ
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