シークレットダイヤル☆
試合は藤本の出身中が優勝した…


あたしの後輩達は
観客席にいるあたしを見て駆け上がってきた…


「先輩…」


みんなはあたしを囲んで泣いた(T_T)


「よく頑張ったね。

全力でやったんだから
しょうがない!


でも負けは負け…
この悔しさを忘れたらあかんよ

練習の時もこれからの試合の時も…」


  「はい」


みんなは号泣(>_<)



「先生の話しを聞いといで」


1人ずつ言葉を交わし選手はいなくなった





「神崎」





あたしの名前を読んだのは藤本だった…


「あっ」 

にっこりスマイル


  「来ててんな」



「うん。
八中→強くなったね!」


「そうやな!
神崎がいる時は

コテンパンにやられてたからな」



「あたし1人で勝ったんじゃないよ!


みんなで1つのボールを追いかけて

カットしたボールを
次に繋ぐ…

『絶対勝つ』って仲間との絆が強かってん」




「お前ってすごいな」


    「えっ?」


「俺は俺がいるから任しとけってタイプ」


   クククク(笑)

「そんな感じする!
藤本がチームメイトじゃなくてよかった」


 「そんなん言うか」


  「嘘 嘘(笑)」


2人で笑った


   o(^-^)o






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