シークレットダイヤル☆
歩がびっくりしてあたしを止めに来た。

普段あたしがこんなに感情をむき出しにすることがないから
驚いたんだと思う

(((( ( ̄ ̄;)


「まこ どうしたん?」


「ごめん。真由の言葉にカッとなった。

今日は頭冷やしたいから帰る」


「まこっ」

歩はあたしを必死に止めたけど
あたしは足を止めなかった…

シューズを片付けようとしたら…


「神崎 戻れっ!
帰んな!」


えっ?!


隣のコートから藤本が乱入してきた

(^-^;


「お前がチームを乱す行動とんな」



「わかった」


藤本は言うだけ言って男子のコートに戻てった


「何もんやねん!藤本」

ゆずが苦笑い…


「お見事っ」

ケイも笑ってる…


「ありがとう」
留まったあたしに歩が言った…


「ごめんね」



「全然っ」



「すみませんでした」


「うん。

下手くそな子もうちの学校の練習と先生の指導で半年で経験者に追いついてくるよ。

あたし達が引退したら
1・2年生が伝統あるバスケ部を引き継いで

固い絆で結ばれた強いチームを作って行かなきゃ。」


「はい」

真由の目は、さっきとは違ってた…

私の言いたい事が伝わったと思う。

多分…


「まこ」

ケイがボールを投げてくれた


「ありがと」


真由とのパスを再開した
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