シークレットダイヤル☆
「大丈夫?」

ケイが心配そうに聞いた

「大丈夫!いつものあたしでいくから」



「5本中、シュートが何本入るかやってみて。

まずは私から」

作田さんはフリースローラインから
5本中4本シュートをきめた。


綺麗なフォームで自信があるよな
うん。貫禄があるよ


次はあたしの番だ

無心になる…


試合でのフリースローは
ほとんど歩がやってる。

でも毎日シュート練習はしてるから問題ない!


よしっ!いくよ


1本目・・・ナイスシュート

2本目・3本目・・・なんなくクリアー

4本目・・・リングに当たって
ひやっとしたけど
なんとか入った


(((( ( ̄ ̄;)

運がいい
 

5本目・・・精神統一

いけっ

パーフェクト(*^-゚)v



「あんたやるねぇ」

敵対心のあった作田さんが
あたしを見て笑ってくれた。

あたしを認めてくれたんだ


「あと10分コートが使える」

作田さんはチームメイトを集めてなんやら相談してる。

あたしはコートを出ようとした

「神崎さん。ゲームしようよ」


「えっ?」

あたしは女子大生に混じってゲームに参加した。


「神崎さんは攻め?守り?」

「司令塔で(笑)」

「言うねぇ」

「あたしは守ります!
カットしてボール回しまんでお願いします」



初対面の人とチームを組んだ。

それでも不安はそれほどなく
バスケを楽しめた。


大学生であろうが
あたしの前からはボールを通さない

バスケ魂が満タンの
生き生きした自分が
ここにいた


(((o(^∇^)o))

< 300 / 366 >

この作品をシェア

pagetop