シークレットダイヤル☆
あたしは彼に声を掛けることができなかった…

選手達は先生の話を聞いた後、ロビーで解散


あたしは少し離れた場所で彼を見てた

あっ!彼があたしに気がついた…



離れた距離で少しの時間見つめあった



藤本…




あたしは彼に駆け寄った。




「お疲れ様

後悔してないんでしょ」



「ああ」



「頑張ったね」



「俺…全力でぶつかったけどあかんかった」


「一生懸命だった藤本
カッコよかったよ」



「マジ?」



「うん」


彼と見つめあった…



きっと誰もいない場所なら抱きしめあってキスをしてただろう

そんな風に2人の気持ちは温かかった。

「お取り込み中悪いけど帰ろうぜ」


ヤマモがあたし達の熱い視線の中に
割り込んできた…(^-^;



「おう

お前といたいたど
あいつらと打ち上げやねん。」


「わかった。バイバイ」


「バイバイ」
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