シークレットダイヤル☆

声援

決戦の朝が来た

今まで目指してきた大会
昨日は緊張してなかなか寝つけなかった

選手達はいつもと違って黙ったまま

    (^-^;


「いつも通りでいいねん」

歩の言葉でハッとした!


「そうやん。あたしらのペースでいこう」

いつものあたしにリセットする


「私ら3年は最後の大会!みんな気合い入れていくよ」



「はい」

さすがキャプテン

歩はいいこと言うわ!

だけど歩…

歩の手が震えてた…
緊張を隠して前に進む歩の姿

チームはあなたに着いていくよ…(v_v)


「よっしゃ頑張るで」

ゆずのパワーでテンションUP



1回戦は府内でも有名な浜高と対戦!

自信に溢れてる選手達…
負けないから!


ホイッスルが鳴り試合開始!

場内の熱気と歓声で
大きな声を出しても聞こえない

声が聞こえなくても
今までプレーしてきた感覚で

仲間を信じる…

ゆずいくよ

「いけ」

あたしのパスにゆずがシュート

「ナイス」

直ぐさま浜高の反撃をくらう

南高も負けじと攻める


真由にパス


ゴール下に回り込んでシュート


真由は本当に成長したよ。生意気な子だったけど

今はちゃんと自分の役割を理解してる!
自分中心のプレーからチームプレーができるようになったね

ナイスシュー


浜高のディフェンスがきつくなり
あたしに2人にマークされた…


重圧のあるディフェンスに苦戦する

負けない


パンパン


トモが背後から手を叩き合図した


あたしは低いパスでトモに託した。

トモ頼むよ…




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