シークレットダイヤル☆
廊下でどれくらい泣きはらしただろう

ケイがあたしを迎えにきてくれた。

「まこ行こっ。藤本が心配してたよ」

あたしは観客席のみんなにあいさつに行けなかった。

涙が次から次へと頬をつたう…

歩とゆずに連れられて体育館を出た


「神崎」

藤本

「負けちゃった」

「頑張ってたやん。俺はちゃんとお前を見てたから」

「ありがとう」


「じゃあ藤本、まこのことは任せたで!バイバイ」

ゆず達は行ってしまった...(((*^-^)ノ~~



「どっか行く?」

「いい。藤本と一緒にいたい」


「えっ?」


あたしの心は思った以上に重症だった。


チャリでいつもの公園に向かう

2人何も話さないまま…




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