シークレットダイヤル☆
ノブくんに連絡した…

「はい」

「ノブくん?佐川さんの家に来て!ハルはコロンに間違いないわ」

「OKラジャ!」

「あたしは竹田さん家に道具を取りに行くから」

「1人で大丈夫?」


「うん。竹田さんは仕事に行って留守だから
すぐに戻ってくる」

「OK」


あたしはシャンプーやコームの入った鞄を取りに行った


歩いていたら気がつくと走ってた

    (^-^;

アハハ〜部活病だわ


毎日トレーニングをしてきたから
体が鍛える事を望んでるのかも(笑)


5分程度で竹田さんのマンションに着いた。

暑い
走るんじゃなかった!
汗だくになっちゃったよ


ガチャ


竹田さんの家に入ると


えっ!靴がある

    w(゚o゚)w

どうしよ…


鼓動が早くなる


「失礼します」


「あ〜忘れ物をしてしまって

あれ?ハルは?」


「そっそれが…」


竹田さんの顔つきが変わった


「俺のハルをどこにやった」


「おっ落ち着いてください!散歩はいつもより長めと言われたので
ハルの行きたい方に進みました。

そしたら1軒のお宅に入りすごく吠えだして

中から出てきたご夫婦は「コロン」って
ハルを抱きしめハルを離しませんでした。

コロンではないと説明しても納得されず

コロンの調査をしている探偵から
竹田さんに連絡をするって言われました」


「ふん。なんでハルを置いてくんの?」


「ご夫婦とハルを見ていたらハルはコロンだと確信したからです」


「なんで?何で大事な物を俺から取り上げるんだ
許さないよ」



「えっ?」


竹田さんはすごい形相であたしに近づいてくる


あたしは後退りして壁に追い込まれた(ノ><)ノ


「君でもいいや〜ハルの代わりだ」


彼は両手を壁に伸ばし
あたしに尋問した。

「嫌っ」


「ハルを返せ」


あたしは怖くて怖くて力が抜けた

(*_*)
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