シークレットダイヤル☆
教室はみい先輩とあたしだけになった。

みい先輩はさっきとは別人の優しい顔つきに変わった・・・

「まこ

私の力不足でごめんな。

みんなにも先生にも

まこのことをプッシュしたけど

やっぱりバスケはチームワークやから!

まこがチームに入ることで

チームが強くなっていくだろうってみんなわかってると思う。


でもね。まこが入るとチームに起こる影響がたくさんあるってこと

いい意味でも悪い意味でもね・・・

わかる?」


「わかんないです」

   (+_+)

「私ら3年間やってきた意地かな~

まこがいなくても勝てるって」


「ねえみいちゃん。

あたしは先輩達に嫌われてるの?」



「違うよ。

まこに嫉妬してんねん」


「くだらない・・・

あたしはみいちゃんと同じチームでプレイしたかったのに!」


「私もだよ。

でもね・・・私はキャプテンだからまこだけ特別扱いできないの!

辛いと思うけどわかってね。」


みい先輩はあたしの肩をトントンした。



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