シークレットダイヤル☆
あれ以来、ケイは部活に顔を出さなかった…

部員達はケイの存在の大切さを身に染みて感じた

練習での声掛け1つに
しても彼女がいないと何か欠けていた


そう1番ダメージを受けたのは→あたし






あれから1週間…

ケイと仲直りはできず
あたしの心は穴が開いたまま

    (*_*)


でもね。それを埋めてくれたのが藤本だった


だからかな~

気がつくと

居心地のいい藤本と一緒にいた。


友達も部活の仲間も公認っていうか

あたし達が付き合ってると思ってる。


だからあえて否定はしない!


だってあたしは本当にそうなれば嬉しいから


でもね現実は違うから

今の彼との関係を大事にしようと思ってる





「なぁ~明日暇?」

藤本があたしを見た

「朝は病院!昼からなら空いてる」


わっ~デートの誘いかな?


「明日UTの交流戦やけど行く?」


「えっ!UTの選手のプレーが生で見れるの?」


「ああ」


「行く行く行く!」


「そんで…その後の立食パーティに出てほしいねん」


「選手に会えんの?」


「うん」


「行くに決まってるやん!」


「あと…俺の好きな人にも」


えっ?


今なんて言った??
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