メイド in LOVE
「ぅあ…ありがとございます//」
とりあえずレオンとの
距離が近くて少し離れようと
身体を後ろにずらす。
ソファーがギシッと音を立てた。
だが、レオンは
その距離をまた縮めてくる。
レオンさん
なんだか、変な雰囲気ですよ…
顔を直接見るのが恥ずかしくて
私はうつ向いてしまう。
「リザ…こっちを向け」
そう言うと
レオンは私の顎に手をかけ
クイッと上を向かせた。
そうすると至近距離で
見つめ合う形になって
さらに恥ずかしい。
「あの…何でしょうか?//」
「下を向いたらお前の顔が
見れないだろう?」
「…はぁ……あ、あの〜」
いつまでこの体勢で
いれば良いか
聞こうとした瞬間…
コンコン…カチャ
「失礼します。」
っ!……カイルさん!?