メイド in LOVE
突然のカイルさんの登場に
ピキーンと固まる私。
レオンも気付いているはずなのに
全く離れようとしない。
「レオン様こちらの……っ!」
「どうしたカイル?」
「…お邪魔でしたか?」
「そうだな…
だが、仕事のことだろ?
ここに座れ。
…リザはお茶を淹れてきてくれ。
そこの部屋にキッチンがあるから
ダージリンで頼む。」
「あ、は、はい!分かりました。」
やっと離してくれたので
急いで立ち上がり隣の部屋に行く。
何故か顔が熱くて
心臓がドキドキと速くて
キッチンに入ると
私は座り込んでしまった。
「はぁー…ドキドキした//」
頬に手を添えると
やっぱり熱かった。