メイド in LOVE
「ならば、どうアプローチしたら良いんだ?」
「レオン様はどうしたら良いと
思いますか?」
「……食事を一緒にとったり
出かけたり……」
「まあ、間違ってはいませんけど
大正解というわけでも無いですね」
「では、何が大正解なんだ?」
「大切にするのです。
お前だけが特別なのだと
思わせるように行動なさって下さい。」
「メイド1人を特別扱いしたら
ダメだと言っていたのは
誰だったかな?」
「レオン様が本気ならば
話は別です。」
「そうか。今の言葉忘れるなよ」
レオン様の瞳が妖しく光る。
どうやら何か企んでしまったらしい。