モノクロ
「なにか……急ぎのようでも…?」
「イヤ…だって、アタシは大丈夫なんですけどー」



くるっと、一ノ瀬夾のほうを振り返って、
「この人が………」








「やっ!!俺は大丈夫っす。」
ハッ?


キョドリすぎだから…











「じゃあ……お願いしてもいいですか?」
おじいさんはにっこりと優しく微笑んで
「もちろんだよ。」










「ありがとうございます!」
ぺこっと、一礼する。











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