【続】同居人はヤンキー君!?
私はドカドカとわざとらしく足音を立てながら、湘とお父さんの後ろを通り台所へ向かう。
「莉子姉〜。みそ汁の味噌って、どれくらい入れればいい〜?」
芽依が鍋をオタマで掻き交ぜながら私に聞く。
「ああ‥オタマに一杯すくう程度でいいよ〜」
「ハーイ♪」
芽依は冷蔵庫から味噌を出した。
私は包丁を手に取り、やりかけの野菜を切り始める。
クッソ〜〜〜(悔)
湘ってば‥以外と手ごわいな〜
作戦はまだまだ考えてるけど…
ちょっと自信なくなってきた。
……………(汗)
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