【続】同居人はヤンキー君!?
ス‥


――!

すると、湘の手が伸びてきて私のカフェオレを持っている方の手を包み込んだ。




「悪りぃな、不安にさせて‥でもこれは俺の為でもあるけど、お前の為でもあるんだよ……」

「―――!」


あたしの為‥?




「さっきも言ったけど‥理由はまだ言わない。だからお前も不安かもしんねぇけど、俺を信じて待っててくれよ……俺はお前以外の女に興味ねぇんだから、心配すんな」

「…………//」


湘は優しく微笑み、私の手をギュッと包み込んでくれた‥


湘の言った言葉はあやふやで、
よく理解できなかったけど……

何だか心のもやもやが、スーっと消えていったのがわかった。

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