【続】同居人はヤンキー君!?
「ふーん‥じゃあもう、キスはしない。今ので最後な……」
「えっ…」
俺は莉子を置いて、すたすたと中庭を歩いていく。
「しょ‥湘っ!!」
莉子は俺に走ってついいて来て、俺のつなぎを掴んだ。
俺は振り返り、莉子を見下ろした。
「‥冗談だよね?今の…??」
莉子は心配そうに、俺の顔を見ている。
焦ってる焦ってる‥(笑)
「いや。俺は本気だけど‥?」
「えっ……どーして?」
「だって‥俺からキスされても嬉しくないんだろ?」
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