危なくて…でも甘い放課後
温くなった鍋を温め直し、再びダイニングにもっていく




瑞希も肉を皿に盛りつけならダイニングにやって来る




『いただきます』




溶き卵を皿に入れてグツグツいう鍋に端を突っ込んだ




『明日の朝もこれだろうな』




『嫌?』




『うまいから問題ない』




『そう』




『あ、ちなみに明日と明後日は暇?』




『暇だけど』




『実は友人の披露宴があって。瑞希にも来て欲しい』




『披露宴?』




『そう。行ったことある?』




『ない。てか二日間もかかるの?』




『披露宴は日曜日だけど明日は服を買いに行く』
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