危なくて…でも甘い放課後
今まで瑞希を注視したことはないが、よく見ると短いズボンから白く細い足があった




『お前、脚綺麗だな』




『な、何よ!いきなり』




『いや、素直な感想』




不意をつかれた瑞希




『さて、俺も風呂に入るか』




自室の箪笥から適当にパジャマを引っ掴むと風呂に入った




『熱燗…あのままになってた。瑞希が飲んだら…』




悪くはないな




不覚にもそう思う俺がいた




風呂から上がってバスローブを着てリビングに向かう




テレビを付けて熱燗を飲んでる瑞希




『お前また酒飲んでるのか…』




『この前みたいなことにはならないから』




ちっ…酔ってないのか
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