危なくて…でも甘い放課後
『でもウォッカの方が好き…』




『個人的にもウォッカを飲ませたい』




『この変態』




『でも、未成年者が酒を飲みすぎるのはどうかと思うぞ』




『だめなの?』




『飲むなと言っているわけではない。俺も結構飲んでたから人を注意する資格はないけど、飲み過ぎるとマジでよくないぞ』




『ふーん』




そういうと瑞希は熱燗をテーブルに置いた




『じゃ、俺はもう寝る…今日は疲れたな』




瑞希と一緒になにかをすると一時的に疲れを忘れることができるが、それが過ぎればどっと睡魔に襲われる




『私も…』




瑞希はテレビを消して俺の後についてくる




俺は部屋に入って布団にもぐりこんだ




間もなくして瑞希が部屋に入ってきた




『あれ、俺と一緒に寝ないんじゃないのか?』




『女を一人にさせる気?』
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