危なくて…でも甘い放課後
『えっっ!!無理ですよ!瀧澤さんがうちに来て、彼が戻ってきたら…』




そういえば彼氏がいるって言ってたっけ…




『あ、そうだよね。じゃあ、こっちに来てくれる?』




『えっとどちらに行く云々の前に、どうかしたんですか?』




『実は明日友人の披露宴に招かれてて、瑞…松村も同伴するんですよ』




へぇ~と相槌を打ってくれる




『まあ、和服を買ってあげたんですけど俺なんか勿論のこと、松村も着付けが分からなくて。だから、手伝ってもらえればなぁと』




『あ、それならば私じゃなくて私の母がその手の人間ですよ?明日母も呼んで伺いますか?』




『お母様に御迷惑がかからなければ…』




『車で送っていきます』




『あ、それだったらこっちがお迎えに行くから』




『いいですよ!朝はお忙しいんじゃありません?』




『人様にあまり迷惑をかけちゃあいけないからな』




『すいません』




『いえ、こちらこそ。明日7時にお迎えにあがってもいい?』




その後小早川巡査の母親の住所を聞き出してメモした
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