危なくて…でも甘い放課後
『井高教授。ご無沙汰しております』
『おお!瀧澤君か』
まだ二年しかたっていないのに白髪が頭を占めていた
『君はどこに就職したのかな?』
『警視庁です。しがない公務員ですよ』
『いやいや、Ⅰ種でしょ?』
『ええ。竹中は裁判官ですよ』
『世のため人のために尽くしてくれたまえ』
『はい。ではまたのち』
頭を下げて教授を見送った後、瑞希が訊いてきた
『恩師?』
『そう。バカだった俺を救ってくれた救世主』
『へぇ』
そういえば、井高教授は瑞希について触れなかったな
『まもなく新郎新婦のご入場です』
『おお!瀧澤君か』
まだ二年しかたっていないのに白髪が頭を占めていた
『君はどこに就職したのかな?』
『警視庁です。しがない公務員ですよ』
『いやいや、Ⅰ種でしょ?』
『ええ。竹中は裁判官ですよ』
『世のため人のために尽くしてくれたまえ』
『はい。ではまたのち』
頭を下げて教授を見送った後、瑞希が訊いてきた
『恩師?』
『そう。バカだった俺を救ってくれた救世主』
『へぇ』
そういえば、井高教授は瑞希について触れなかったな
『まもなく新郎新婦のご入場です』