危なくて…でも甘い放課後
事故現場は警察官だけで騒然としており瑞希に水を飲ませた




俺の口に含んで、瑞希に口うつしをした




500ミリの天然水を半分ほど飲ませたところでほとんどが外に漏れた




間もなくして救急隊員が到着瑞希はそのまま病院に運び込まれることとなった




『瀧澤、お前も同乗しろ』




『分かりました』




『ついでにそのけがの手当てもしてもらえ。後は俺に任せろ』




『はい』




渡邉警部のありがたみを感じながら俺も救急車に同乗した




思ったとおり、陸自基地の横の総合病院に担ぎ込まれた




ICUに瑞希だけ運び込まれ、俺は横の長椅子で待った




ただただ瑞希の回復を祈らんばかり




そう思いながらも眠気には勝てず、俺は眠りについた
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