危なくて…でも甘い放課後
『平気』




『本当に?』




『平気って言ってんでしょ?』




『はいはい。というわけで、小早川さんも乗って』




『すいません』




申し訳なさそうな顔をした




『じゃ、行きましょう』




戸に寄りかかっていた瑞希が身を起してついてくる




病院の隣の立体駐車場に足を運ぶ




『ちょっ…何見てんのよ!』




瑞希が突然顔を真っ赤にした




『どうかしたか?』




上り階段の先を歩いていた瑞希と小早川巡査が俺を睨んだ




『私のスカートの中を覗いてたでしょ!』




『あ、まあ。でもそんな短いスカート履いてりゃ覗かれても文句言えないぞ?』




スカートを押さえながらの瑞希と小早川巡査が俺を思いっきり睨みつけた
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