危なくて…でも甘い放課後
『まあ…はしたない!早く降りなさい』




『はいはい』




ブツブツ文句を言いながら小早川巡査は車を降りた




『瀧澤さん、ありがとうございましたぁ』




まだ寝ぼけけている小早川巡査が可愛い声で言った




『お疲れ様』




途中仮眠も挟んだが結局24時間以上起きてきたことになる俺も小早川巡査も眠気はピークに達していた




『本当にすみませんでした』




『いえ。こちらこそ朝早くからすみません』




お別れのあいさつを済ませ車を走らせた




助手席に座りなおした瑞希はまた寝ていた




きっと疲れたんだろうなぁ




土曜ということもあって首都高は空いていた




一日ぶりに家に到着した




瑞希を起こして家の中に入った
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