危なくて…でも甘い放課後
俺もさっさと風呂に入り寝室に戻った




瑞希が俺のベッドの中にいることももう慣れてきた




遠慮なく体をねじ込ませて本を読んでいたら瑞希が寝がえりを打ってきた




俺の胸に沈むその寝顔はもう天使のようだ




このまま食べたいとも思ったがここは自重しよう…




いつまでこの理性は保つのだろう…




本を読んでいるとうつらうつらとして思わず持っていた本を瑞希の頭に落としてしまった




『痛!』




『あ、ああごめん』




『痛たた…何様のつもり?』




妙に涙目の瑞希が色っぽい




『いや、本を落としただけ。悪い。じゃおやすみ』




瑞希の頬にキスを落として眠りに就こうとしたが




『ちょっ…何どさくさに紛れてキスなんかしてんのよ!?』




『抑えきれない衝動。というものだ』




『この変態!』
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