危なくて…でも甘い放課後
一階のリビングのソファーで瑞希がカップ片手に寛いでいた
『お前もすっかりこの家に慣れたようだな』
『包丁の在りかとかサバイバルナイフの場所とか全部把握済み』
『俺を殺すのか…?』
『護身用』
包丁は台所にあるから分かるとしてなんでタンスにしまってあるサバイバルナイフまで知ってんだろう
『暴漢から身を守るためか?』
『まあ、そう』
『その暴漢の一人があんた』
『俺は暴漢じゃあない』
『暴れる漢(おとこ)と書いて暴漢と読む』
『そうですか』
みのもんたの朝ズバッを見ながら俺もコーヒーを啜った
『瑞希』
『何?』
だるそうに返事をよこした
『お前もすっかりこの家に慣れたようだな』
『包丁の在りかとかサバイバルナイフの場所とか全部把握済み』
『俺を殺すのか…?』
『護身用』
包丁は台所にあるから分かるとしてなんでタンスにしまってあるサバイバルナイフまで知ってんだろう
『暴漢から身を守るためか?』
『まあ、そう』
『その暴漢の一人があんた』
『俺は暴漢じゃあない』
『暴れる漢(おとこ)と書いて暴漢と読む』
『そうですか』
みのもんたの朝ズバッを見ながら俺もコーヒーを啜った
『瑞希』
『何?』
だるそうに返事をよこした