危なくて…でも甘い放課後
武田警視正の言ったことをすべて話した
俺が話していると小早川巡査は途中から涙ぐんでいた
『大丈夫?』
『やっぱりって感じです』
『やっぱり?』
『私も法学部を出て警察官になりました。専攻は少年犯罪心理学科です』
『瑞希の心のうちもお見通しってわけね』
少年犯罪心理学科とはずいぶんマニアックな場所だな…
『でも。これから瑞希ちゃんはどうするんですか?』
『武田警視正の遺言では俺が預かることになっている』
『預かるって…。死ぬまで面倒を見てあげるんですか?』
『いや、大学に行かせて就職させて独立するまでかな』
『そうですか』
『でも、帰ってきたらいつでもウェルカムだけど』
『同棲ってことですか…?』
『まあ』
俺が話していると小早川巡査は途中から涙ぐんでいた
『大丈夫?』
『やっぱりって感じです』
『やっぱり?』
『私も法学部を出て警察官になりました。専攻は少年犯罪心理学科です』
『瑞希の心のうちもお見通しってわけね』
少年犯罪心理学科とはずいぶんマニアックな場所だな…
『でも。これから瑞希ちゃんはどうするんですか?』
『武田警視正の遺言では俺が預かることになっている』
『預かるって…。死ぬまで面倒を見てあげるんですか?』
『いや、大学に行かせて就職させて独立するまでかな』
『そうですか』
『でも、帰ってきたらいつでもウェルカムだけど』
『同棲ってことですか…?』
『まあ』