危なくて…でも甘い放課後
『手伝ってもらってたの…』




『何をだ。子作りか?』




『何よ!変態!』




『じゃあ何だ!』




『料理』




『料理?』




瑞希が男に頼るとは




『別に飯ぐらい作れるだろ…』




ダイニングにある豪華な料理を見た




『なんでまた男に頼んでまでこんな豪華なものを作るんだ?』




少し表情を和らげて呟いた




『今日、あんたの誕生日でしょ?』




12月28日…そういえば俺の誕生日だ




というか、瑞希が俺の誕生日を…?




『お前…』




『別に私が作ろうと思ったわけじゃないから』
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