危なくて…でも甘い放課後
こんなにも泣く瑞希は初めて見た




…というか泣く姿自体を初めて三田





ソファに横になった俺の胸の上に瑞希が横になっていた




ひとしきり泣いた後すっかり放心状態になっていた




『なんで…』




『どうした?』




『どうして…あの時私を?』




『私を?』




『私を助けてくれたの?』




『そりゃ娘だからだろう』




頭を撫でても抵抗を見せなかった




『あんなことまでして…娘というよりおもちゃとしか思ってなかったくせに』




『ああ…そうなのか?』




『あの当時は知らなかったけど…エッチなことされてたもん』




『性的虐待か…まさかあの人がな』




『そういうらしいね?まあ、あんたには分からないだろうけど』




『分からない?』
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