危なくて…でも甘い放課後
はぁ!?と聞き返そうとしたがグッと堪えて




『どういう娘…というと?』




『こう、性格というか容姿というか』




顔を赤くする武田警視




松村瑞希のあらましを教えると武田警視はうんうんと頷く




『そうか。呼び止めてすまなかった』




今度こそ本当に出て行った




ますます、謎が深まる




いったい武田警視と松村瑞希にはどんな因果があるのだ?




南沢警察署にも優秀な署員はいるだろう




それに入庁2年にも満たない俺を担当にするよりもベテランがもっといるはずだ




本当に厄介なものを引き受けちまったなと後悔する




少年総務課室に戻ると机の上には書類が山積みにされていた




はぁ…




今日は残業だな
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