危なくて…でも甘い放課後
『家に置いとくだけだよ』




『でも援助交際に手を出す女の子ですよ?どこか心に傷があるのかもしれませんね』




『かもな』




そんな会話をしながら南沢警察署に到着した




『家まで送りましょうか?』




『いや、歩ける距離だから。今日は御苦労さま』




『では失礼します』




小早川巡査に別れを告げ署に入る




『瀧澤です』




これで何度目になるのだろう




今日は取調室ではなく、刑事課室で松村と待ち合わせることになっている




『どうも久し振り』




『また?』




小さなカバンを持ってうっすらと化粧をした松村が突っ立っていた




やはり可愛い
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